9月9日(日):公開シンポジウム・評議委員会(プランクトン)・運営委員会(ベントス)・若手の会(プランクトン)・自由集会
9月10日(月):研究発表・ベントス学会総会・懇親会
9月11日(火):研究発表・閉会式(表彰式)・若手の会(ベントス)
シンポジウム名 | 「プランクトン各分類群の最新知見 ― 多様性・群集構造解明のための分類学 ―」 |
コンビーナー | 仲村康秀 (科博)、今井一郎 (琵琶湖博/北海道大)、西田周平 (東京大) |
開催日時 | 2018年9月9日(日)12:00–16:15 |
会場 | 創価大学 中央教育棟3階 AW303 |
背景と目的 |
プランクトンの多様性や群集構造に関する研究を進める際には、カイアシ類、十脚類、珪藻、渦鞭毛藻などの各分類群を網羅的に解説した総説や図鑑は必要不可欠な要素である。『日本産海洋プランクトン検索図説』(千原・村野 1997、以下「検索図説」) が出版されてから20年が経つが、その後の新種記載や既存種の再記載をはじめとする分類学的知見の進展に加え、分子生物学的手法 (DNA分析や次世代シーケンサーによるメタ解析など) や観測機器 (VMPSやVPRなど) の発達により、系統分類や生態に関する情報は大きく更新されている。しかし、そのような各分類群の最新情報は一部の専門家のみが把握しており、自身が研究対象としていない生物に関しては生態・多様性がどこまで解明されているのかが不明瞭な場合が多いと予想される。今回のシンポジウムでは、系統関係・生態に関する最新知見を各分類群の専門家に紹介して頂き、情報交換・議論を行うことで、以下の2点を達成する事を目的としたい。
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プログラム |
I. 開会の挨拶・趣旨紹介: 仲村 康秀 (科博)
III. 閉会の挨拶: 西田 周平 (東京大) |
案内 | ダウンロード |
ハゼだってベントス!~地を這う魚の魅力~
本集会では、各演者からハゼ類の生態に着目した研究成果を話題として提供する.底生生物でも、無脊椎動物とハゼ類では研究デザインや採集方法が異なる。これまでべントス学会ではあまり注目されてこなかった「ハゼ」の視点を踏まえた議論を総合討論にて行い、べントス研究の総合的発展を本集会の目的とする。
趣旨説明 | 小山彰彦 |
話題提供 |
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コメント | 伊谷 行 |
総合討論 | |
日時 | 9月9日(日)15:30–17:30 |
場所 | 創価大学中央教育棟AC532教室 |
案内 | ダウンロード |
渚の自然環境をめぐる諸問題 Ⅳ:今後の展開に向けて
開催趣旨 | 自然環境保全委員会は4名の委員(委員長を含む)と関連の検討委員からなるが、今年度には委員長の松政、および委員の木村が2期4年の任期を満了する。この間、高橋 徹 氏(熊本保健科学大)と金谷 弦 氏(国立環境研)に代わり、佐藤および折田が委員として加わっている。委員長や委員の交代は、本委員会の活動方針や内容にとっては本質的なものではないが、委員会のあり方や活動方針・内容を見直すための良い機会とも捉えられる。すなわち、生産管理や品質管理を円滑に進めるためのPDCAサイクルは、自然環境保全に向けた活動そのものには馴染まないかもしれないが、自然環境保全を目的とした委員会の運営や活動方針の見直し・改善には活用できると思われる。そこで、この機会に過去3年半の委員会活動を見直し、今後の活動をより有効なものへと改善し、繋ぐべく、本自由集会を企画した。 本委員会は、設置当初から(1)諫早湾問題、(2)上関原子力発電所建設問題、および(3)沖縄・八重山問題について、2〜5名の検討委員(自然環境保全委員会委員も含む)を置いて対応してきており、これに(4)震災復興工事問題、(5)外来植物スパルティナ(ヒガタアシ)問題を加えた5つを現在の主な課題としている。2015年に開催した自由集会「渚の自然環境をめぐる諸問題 I 」では、これらの問題設定や、それぞれの問題への対応方針についての意見を会員の皆さんから伺い、フォローアップ強化の重要性が指摘された。2016年の自由集会では、東日本大震災後の沿岸生態系の構造と機能に関するいくつかの試みを紹介し、自然災害時にベントス研究者が何をすべきかを議論し、研究者のネットワーク構築の必要性を訴えた。諫早湾閉め切りから20年となった昨年度には、有明海湾奥部ならびに全域における底生動物の時空間変動、調整池排水の海域生態系への影響、有明海湾奥部の環境異変と干拓事業の関係に関する話題提供を受け、モニタリング継続の必要性を再確認するとともに、今後の対策について議論した。 今回の「渚の自然環境をめぐる諸問題 IV」では、過去3回の自由集会やML上での議論も踏まえ、2018年度の残り半年間に何をどのように遂行し、次の体制に引き継ぐかを明確にする。 |
話題提供 |
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総合討論 | 伊谷 行 |
総合討論 | コメント・進行:折田 亮(佐賀大学農学部)・松政 正俊 |
日時 | 9月9日(日)18:00–20:00 |
場所 | 創価大学中央教育棟AC532教室 |
案内 | ダウンロード |
案内ポスター | ダウンロード |
開催日 | 2018年 9月 9日(日) |
開催時間 | 16:30 - 19:30 |
開催場所 | 創価大学 中央教育棟 AC531 |
参加費 | 無料 |
内容 | 自己紹介と若手研究発表 |
研究発表の講演者(予定) | 籠橋重樹(北海道大M2)、米田壮太(北海道大M2)、小原静夏(広島大D2)、眞野能(愛媛大D3)、上野幹憲(熊本大 研究員)、桂将太(東京大 特任研究員) |
懇親会 | 若手の会終了後、直ちに開催します。参加申込み者に対し、後日ご連絡いたします。 |
会場での飲食について | 和やかな雰囲気で会を進めるため、集会中の飲食(軽食)を推奨しています。残念ながら当若手の会には財力がありませんので、地域間交流を図るためにも、余裕のある方は地元のお菓子等をお持ち頂けると助かります。飲み物も各自でご準備下さい(アルコールを除く) |
参加登録方法 | 以下のURLをクリック後、必要事項を入力してご送信下さいhttps://goo.gl/forms/zduLmBpZqSS1Hy2D3 |
申込締切 | 7月31日(火)8月10日(金)(延長されました) |
世話人 | 朝日俊雅、鈴木健太郎、仲村康秀、土屋健司、山田和正 |
若手の会の活動や過去の集会の様子は 若手の会ホームページでご覧いただけます。ご参考ください。
定員 | 30名 |
開催日時 | 2018年 9月 11日(火)19:00 - 9月 12日(水)10:00 |
開催場所 | 八王子市 スタジオ・ライトハウス(参加申込後に所在地等を連絡します) |
費用 | 1500円(施設利用費200円、食費1300円。アルコールは実費) |
宿泊希望の場合の費用 | 2200円(上記に加え、宿泊費500円、朝食代200円) |
参加条件 | 学生を含む自称若手研究者 |
実施内容 | 希望者による研究紹介(1人15分程度) |
スケジュール |
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世話人 | 鈴木聖宏(東邦大学理学部)、飯島明子(神田外語大学) |
申込方法
参加ご希望の方は以下の内容をベントス若手の会(2018wakate.b@gmail.com)にメールで送り、申し込んでください。締切は8月8日(水)です。
・申込先着順に受付を行います。定員に達した場合には募集を締め切らせていただきます。
・研究発表用にプロジェクタとスクリーンをご利用いただけます。PCはご持参ください。
・宿泊は会場(1階)に男性、2階に女性で分かれて雑魚寝です。寝袋をご持参ください。会場に寝袋が4個ありますが、使用される場合は+500円頂きます。
・洗面用具、タオル、シャンプー等はご持参ください。
・食事はある程度用意をし、材料も購入しておきます。調理・配膳・片付け等のご協力よろしくお願いいたします。
・いただいた情報を元に食物アレルギーに配慮した食事・食材を準備しますが、厳密な除去食は用意できません。必要な方はご自分の食料をご持参ください(申込の際にその旨ご連絡ください)。